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腎硬化症とは

このページでは、腎硬化症の特徴や原因、症状、有効な治療法について調べています。

腎硬化症とは

腎硬化症とは、腎臓内において、高血圧の継続により糸球体へ血液を送るための血管(細動脈)が動脈硬化を起こし、その結果、血液量の低下と血管内の内腔の狭小を招き、その余波を受けて腎臓に障害をきたす疾患です。根本原因は高血圧ですが、慢性的な高血圧が続くことにより糸球体への血流が乏しくなってしまうと、結果として腎機能が低下し、最終的には腎不全に陥る危険性も。良性腎硬化症と悪性腎硬化症の二つに分けられ、前者は病状の進行が遅く、後者は病状の進行が速く悪化しやすいという特徴が見られます。高齢者に多いのも特徴であり、透析導入の原疾患のうち、腎硬化症は第3位を占めるほどです。

腎硬化症の原因

腎硬化症の根本原因は、高血圧が長く続くことです。一時的な高血圧で直ちに腎硬化症に至ることはありませんが、高血圧が慢性化してしまうと腎臓の血管、特に糸球体に繋がる血管の内腔が狭くなると同時に血液量が減少。腎臓の働きに必要な血液が供給されない結果、腎機能が低下して腎硬化症へとつながる恐れがあります。

高血圧の原因としては、肥満、塩分過多、喫煙、運動不足、ストレスなど生活習慣の悪化です。高血圧の大部分は本態性高血圧と呼ばれるもので、生活習慣以外に遺伝的な素因もありますが、生活習慣の改善によりかなりの程度、発症や悪化を抑えられます。

腎硬化症の症状

腎硬化症は、腎機能が低下して最終的には慢性腎不全に至る重大な疾患ではありますが、意外なことに自覚症状はほとんどありません。初期段階で夜間に尿量が増えることはありますが、自覚できるのはその程度で、根本原因である血圧についても、降圧治療を行えばほとんど上がらない、むしろ落ち着いている場合が少なくないと言われます。一方、尿検査においては尿タンパクを認めることができますが、性質は陰性であるケースも多く、血尿に至っては検出されることもありません。

腎硬化症の治療法

腎硬化症の治療のターゲットは、当疾患の根本原因である高血圧の改善と抑制です。従って、高血圧の改善を促す3つの治療法、「運動療法」「食事療法」「降圧薬治療」が必要となります。

腎硬化症を治療や改善は、慢性腎臓病(CKD)および心血管疾患(CVD)の発症やリスクを軽減することにつながる重要な事だと言えるでしょう。

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