このページでは、塩分と腎臓の関係についてリサーチしています。
腎不全となり、透析を受ける身の上とならないためにも、食生活には注意したいもの。中でも塩分は、特に気を付けたい栄養成分のひとつです。
もともと塩分には、体内のバランスを整える、栄養分の吸収を助けるなど有用な働きがあります。また「塩辛い味が好き」という人もいるでしょう。しかし塩分を摂り過ぎる食生活は、腎臓に大きな負担をかけています。
必要以上の塩分が身体に摂り込まれると、腎臓はその体外排出に苦労することとなります。量が多ければ多いほど、腎臓の疲弊は早まり、機能低下へと繋がっていきやすいのです。
また塩分の摂り過ぎは、血圧の上昇を招きます。高血圧は、さまざまな生活習慣病の源。動脈硬化を招くことでも知られています。腎臓内にも動脈がありますので、相乗効果で悪影響が及んでいくことになるでしょう。
1日の塩分摂取目安量は、男性で8g未満、女性で7g未満です。しかし、国民栄養調査の結果を見ると、男女ともこの目安量を2~3g上回っている様子。
こうした塩分過多が毎日、1ヶ月、そして数年単位で積み重なっていくと、腎臓に大きな負担がかかることは明らかです。
塩分過多を改善するために、日本人の食生活を見直すと、以下4つのポイントが浮上してきます。
外食の味付けはどうしても濃いめになりがち。特に「料理が苦手」という男性は、毎日のようにレストランを利用しているうちに、塩分過多状態に陥りやすくなっています。
また味噌汁や魚の干物、そして漬物など、日本食の定番メニューにも意外に多くの塩分が含まれているため、1日1回食す程度にとどめておきたいところ。
さらに、どんな料理でも調味料のかけ過ぎには注意が必要です。「刺身を食べる際は、全体を醤油に浸さず、半身だけにつける」、「揚げ物に調味料をかける際は、全体にかけず、つけながら食べるようにする」など、塩分控えめ食生活のための工夫を、実践していくと良いでしょう。