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主な検査

このページでは、腎臓病の検査法について調べています。

腎臓病の検査法とは

肝臓と同じく『沈黙の臓器』である腎臓については、機能低下が自覚しづらくなっています。

しかし放置すると腎機能が慢性的に低下してしまいます。こうなると血液から不純物を取り除く『人工透析』を受ける身の上に。その頻度は週2~3回で、1回数時間程度にも及ぶため、仕事や日常生活に大きな支障をきたすこととなります。

また心臓や脳など、1回の発作で生命を奪いかねない大病の原因ともなりますので、早めに治療に取り組み、慢性化を食い止める必要があります。

そのために有効なのは、定期的な健康診断。腎臓機能について調べる際は『尿検査』と『血液検査』の内容がチェックされることとなります。

以下にそれぞれの詳細を見ていくことにしましょう。

尿検査|腎臓病の検査法

カップに溜めた尿を検査する方法。具体的には尿内に含まれるたんぱく質や血液、糖、そして沈殿物の量が調べられます。

腎臓病の場合、以下の点に留意します。

  • たんぱく質
    腎臓内の『糸球体』には、高い濾過機能があります。通常、たんぱく質などの大きな物質が濾過されないのですが、腎機能に異常が生じた場合は別。そのまま尿として体外に排出されてしまいます。このため、尿内のたんぱく質の値は腎臓病の指針として注目されます。
  • 潜血
    腎臓内の『糸球体』は、血液中の不純物も濾過しています。しかし腎機能に異常が生じると、濾過が正常に行われず、尿に血液が混ざるようになります。

  • 糖分と聞くと真っ先に『糖尿病』が思い浮かびますが、血糖値の上昇は腎臓病リスクの一因ともなりますので、検査の際に重視されます。

血液検査|腎臓病の検査法

注射器で採血し、検査する方法。腎臓には血液の濾過機能があるため、血液そのもののから腎臓が正常に機能しているかどうか、判断することが可能です。

主にチェックされるのは、以下の項目です。

  • 血清クレアチニン
    『クレアチニン』とは筋肉内の代謝産物。通常は腎臓で濾過され、体外へと排出されるのですが、腎機能が低下すると血液内に滞留します。その数値は腎機能の低下と比例するため、検査の際に重視されます。
  • 血清尿素窒素(BUN)
    『尿素窒素』とはたんぱく質の老廃物です。通常は腎臓で濾過され、体外へと排出されるのですが、腎機能が低下に伴い、血液内に滞留。こちらの数値も腎機能の低下と比例するため、検査の際に重視されます。

自覚症状に乏しい腎臓病ですが、上記のように、尿と血液の検査結果から症状の有無を確かめることが可能となっています。

慢性化を食い止めるためにも、定期的に健康診断を受診するようにしましょう。