水分と腎臓の関係についてリサーチしているページです。
機能が低下した腎臓を抱えている人にとって、水分の摂取は非常にデリケートな問題になってきます。以下にその詳細を見ていきましょう。
人間の身体の約60%は、水分でできています。健康維持以前の問題として、水分がなければ、人間は生きていくことができないのです。なお人間の1日の摂取水分は、以下の3つに分けられます。
さて腎機能が正常であれば、古い水分を濾過したうえで尿細管で再吸収し、尿として体外へ排出することができます。このため水分の吸収について、それほど神経質になる必要はありません。
しかし腎機能が低下すると尿量が減り、体内の水分バランスに乱れが生じるようになります。余分な水分がむくみや体重増加を引き起こすほか、心臓や血管に悪影響が及ぶことも…。
腎機能の低下は糸球体や尿細管によって生じますが、部位によって水分対策法は異なります。人によってはより多くの尿を出すために、たくさんの水分を摂取しなくてはならない場合もあるのです。
このため、医師の指導に従うことが肝心です。
成人が1日に必要とする水分の摂取目安量は、体重1㎏につき50ml。体重が60㎏の人は、1日に約3リットルの水分を摂る必要があります。
とは言え本ページの上部で示した通り『食事から吸収する水分』と、『代謝により生成される水分』がありますから、実質的には約半分の量の水分を経口摂取すれば良いわけです。
しかし腎臓病患者の場合は、過剰な水分が健康に悪影響を与える可能性がありますので、医師の指導に従いながら、慎重に摂取しなくてはなりません。多くの場合「摂り過ぎは御法度」ですから、以下の点に留意しましょう。
上記を見てもわかる通り、腎臓病患者は、生活の基本である水分摂取にまで、細心の注意を払わなくてはならなくなります。夏の暑い時期において、その苦労はより大きくなるでしょう。
そのような事態に陥る前に、腎機能低下を予防する心構えが大切となってきます。