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腎機能を守る食事のポイント

このカテゴリでは、腎臓病の予防をはじめ、腎臓を保護・補助し、腎機能改善をサポートするための食事のポイントについて解説しています。

毎日口にする食事の内容によっては、腎臓に過剰な負担がかかり、機能低下を招いてしまうことがあります。その予防対策のキーワードとなるのが、『減塩』と『カロリーコントロール』です。

腎臓病と食事

食品の選び方

腎臓の状態やステージの違い等にもよりますが、食品を選ぶときには、食塩やタンパク質、カリウムなどの摂取制限が必要なことがあります。特に、食塩とタンパク質は無意識で摂り過ぎてしまうことがあるので、ある程度は食材に関する知識を身に付けておくべきでしょう。

調理方法のポイント

塩分の摂取量を制限しなければならない以上、調理の際には、塩分を減らしつつ風味を強くする工夫をしてみてください。
たとえば煮物や汁物を作るときには、昆布や削り節、干ししいたけ、煮干しなどの天然のダシを、普段よりも余分に加えます。そうすることにより、塩分控えめの薄味でもおいしく食べることができるでしょう。
ほかにも、塩分の代わりにコショウなどの香辛料や、お酢などの酸味、ゴマなどの香りなどを加えることで、さまざまなメニューを楽しむことができます。

食事のときの注意点

調理のときに加え、食事を摂るときにも減塩を意識してください。
たとえば、味噌汁やすまし汁、スープなどは、汁椀1杯の中に食塩が1.5~2gほど含まれています。腎臓病の人にとっては、やや塩分が多いと言わざるを得ません。これら汁物は食事から外してしまうか、まはた、1日に1/2杯程度までに抑えるようにしましょう。
もとより、塩分が含まれた調味料を調理に使用する場合には、塩分控えめの商品を選んでください。たとえば、しょうゆを選ぶときには普通のしょうゆではなく、減塩しょうゆを選ぶようにしましょう。

エネルギーは適量を摂る

エネルギーが不足すると、腎臓に負担がかかります。糖尿病の悪化を招かない程度に、適度なエネルギーを効率良く摂るようにしましょう。
ピラフ、ジャム付きのトースト、砂糖入りの紅茶などのように、でんぷんや油、砂糖などの入ったメニューはエネルギーを効率良く摂取できるのでおすすめです(食べ過ぎに注意)。あるいは、市販されている「低甘味性糖質」や「中鎖脂肪酸」などを使用した食品を選ぶことで、タンパク質やカリウムなどを抑えつつ、効率的にエネルギーを摂ることができます。

カリウムの摂りすぎも注意

肉や魚、大豆製品など、タンパク質が多く含まれている食材には、カリウムも多く含まれています。また、緑茶や野菜ジュース、オレンジジュース、コーヒーなどの飲み物にも、比較的多くのカリウムが含まれています。
腎臓病になると、血中にカリウムが溜まりやすくなります。カリウムが過剰になると動脈硬化や心停止のリスクが生じるため、医師からカリウム制限を指示されている人は、これらカリウムを多く含む飲食物を摂り過ぎないよう注意しなければなりません。

腎臓病予防のための減塩のポイント

腎臓の重要な働きのひとつに「塩分の排出」が挙げられます。身体内に必要以上の塩分が残らないよう、毎日腎臓が働いてくれているのです。

しかし食事から過剰な塩分を摂取していると、腎臓はハードワークを強いられ、次第に疲弊していきます。塩分により大きな負担がかかっているので、機能低下が招かれやすいのです。

特に身体全体の機能が低下しているシニア世代は、要注意。若い頃と同じような食生活を送り続けていると、腎臓が悲鳴を上げることになります。

このページでは、男女別の塩分摂取目安量を紹介するほか、毎日の食生活の中で気を付けたいポイントをまとめていますので、ぜひ内容をチェックして下さい。

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腎臓病予防のための食事量のポイント

肥満体は腎臓病を招く大きな要因となるため、カロリーの摂取には気を遣わなくてはなりません。

健康診断で腎機能の低下は認められなくても、メタボリック・シンドロームと診断されている場合、腎臓病リスクはかなり高いと考えておいた方が良いでしょう。

このページでは、身長とその標準体重の簡易表を掲載したうえで、摂取カロリーの目安を紹介していきます。また食生活の中でどのようなポイントに留意していくべきか、情報をまとめています。

健康診断で腎機能の低下が認められなかったからといっても、安心していてはいけません。その進行は自覚症状に乏しく、密かに進んでいくからです。

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人工透析のお世話になる毎日を送りたくないのは、誰でも同じ。毎日の食生活を改めていくことから、腎臓病予防を始めていきましょう。

慢性腎臓病のための予防栄養学ガイド 腎臓を守る・助ける成分・サプリ・食事術