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外食時に気を付けるポイント

外食はそのお店によって味付けが決まっており、栄養バランスも把握しづらいため、食事療法の最中はできれば控えたいところです。ですが、たまには外食だってしたいし、どうしても家で食事を作ることができないような場面もあるのではないでしょうか。外食でも普段と同じように、できるだけバランスのいいメニューを選んで適切に摂ることが大事です。普段から食材をはかることで、外食時でもどのくらいの栄養を摂取しているか体感的にわかるようになります。
ここでは、腎臓病患者が外食を行う際に気を付けておきたいポイントをまとめています。食事療法中でも外食を楽しめるよう、ポイントをしっかり押さえて食事コントロールをおこないましょう。

外食の回数

濃い味付けに慣れてしまわないよう、外食はほどほどに

外食で食べるものの多くは、味付けが濃い傾向があります。味付けが濃いということは、ソースや塩などをたくさん使用しているということです。好きなものを好きなだけ頼み、完食してしまえば高い確率で塩分超過となるでしょう。また透析開始により、食事療法が緩和されたからといってなんでも好きなものを食べられるかというとそうではありません。

食事療法は、毎日の積み重ねが大事です。濃い味に慣れてしまうと、家での食事がますます味気ないものに感じられ、ストレスがたまりやすくなってしまいますのでほどほどにしておきましょう。

メニュー選びのポイント

成分表を公開しているお店を選ぶ

最近では、メニュー表に栄養成分を記載しているお店をよく見かけるようになりました。

カロリーやたんぱく質、塩分は記載している場合がほとんどですので、外食するときはそのようなお店を利用すると便利です。お店のHPで成分表を公開しているところもありますので事前に調べておくのもよいでしょう。ただし、カリウムやリンなどは記載されていない可能性もあるので注意が必要です。

丼ものより定食タイプを選ぶ

丼ものはご飯の量が多く、上にのっているおかずも味付けが濃いものが多いです。たれを吸ったご飯は塩分がたくさん含まれているので丼ものはなるべく避けるのがベターです。メニューチョイスは丼ものよりも、調整がしやすい定食を注文するのがおすすめです。定食であれば味噌汁は具材だけを食べて汁は残し、漬物は控えるなどしましょう。

麺類はスープを残す

麺類はスープに塩分が多く含まれているので、スープは全部飲んでしまわず残しましょう。つけ麺はすこしずつつけ汁につけながら食べます。

たれやドレッシングは別皿にしてもらう

たれやドレッシングがついてくるメニューの場合は、別皿での提供が可能かお店に確認してみましょう。少しずつつけながら食べることで調味料の量を調節しやすくなります。

味付けのリクエストをしてみる

なじみのお店であれば、味付けのリクエストが可能か尋ねてみるのもひとつの手です。最初から薄味にしたり塩分を控えめしてもらうことで、せっかくの外食もあまり神経質にならずに楽しむことができます。

まとめ

食事療法をしている方にとって外食はできるだけ控えたいところですが、日々の楽しみやストレス発散の機会になるというメリットもあります。たまの外食であれば、あまり神経質にならずに思いきり楽しみたいですね。

体調管理は食事だけでなく、薬物療法なども含めて総合的に判断することが重要ですので、医師や管理栄養士のアドバイスを聞きながら上手にコントロールしましょう。

また外食した際に摂取量をオーバーしたからといって悲観的にならず、他の食事で調整することを心掛けましょう。1日または1週間単位でバランスをとっていくことがストレスなく続けるポイントとなります。

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