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コーヒー

このページでは、コーヒーと腎臓病の関係について調査しています。

仕事をしながら飲む、喫茶店での打ち合わせの際にオーダーするなど、私たちの生活に密着しているコーヒー。その世界は奥が深く、豆の種類や淹れ方にこだわりを持つ人も多くなっています。

いくつかの健康効果も認められているコーヒーですが、腎臓病に脅威を持つ人は、摂取に慎重になる必要があります。

コーヒーに含まれるカリウムが腎臓の負担に

カリウムは、人体内に常時存在しています。「神経信号を伝える」、「ナトリウム排泄を促進し、血圧を下げる」など、有用な働きが数多くあることでも知られる成分です。

しかし腎臓機能が低下している人の体内では、余分なカリウムが排泄されず、滞留してしまいます。するとしびれや脱力、吐き気、そして不整脈などの症状が現れる、健康が阻害されるようになってしまいます。

またコーヒーに含まれるカフェインには、「利尿作用を高める」という働きがあります。腎臓の機能低下を抱えている人にとって、体内の水分コントロールは非常にデリケートな問題ですので、カフェインの勝手を許すわけにはいきません。

なおカップ1杯のレギュラーコーヒーに含まれるカリウムは98mg、インスタントコーヒーだと含有量が増え、108mgになるそうです。

摂取の目安

カリウムの1日の摂取目安量は、男性で2.5g、女性で2g程度となっています。

腎臓が正常に機能している場合は、摂取目安量を上回っても体外へ排出されるので、過剰に心配する必要はありません。しかし腎臓病患者は、この目安量を遵守したいものです。

腎臓病患者がコーヒーを楽しむための工夫

残念ながらコーヒーは、腎臓病患者におすすめの飲み物とは言えなさそうです。愛好家にとっては苦渋の決断となりますが、他のカフェインが少ない飲み物(麦茶など)の飲用習慣を付けていくことを、検討した方が良さそうです。

「どうしても」という場合は、カフェインレスコーヒーを購入し、少ない頻度で楽しむようにしていきましょう。

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